4価インフルエンザワクチン

Q. 今シーズンから、インフルエンザワクチンが変わると聞きました。どのように変更されるのでしょうか?(瑞穂区35歳)

A. 2009年まで、インフルエンザワクチンには、A(H1N1)(Aソ連型)、A(H3N2)(A香港型)、B型の3株が入っていました。2009年春に新型インフルエンザであるA(H1N1pdm09)が世界中で大流行したので、2010年からは、A(H1N1pdm09)、A(H3N2)(A香港型)、B型の3株が入ったワクチンになりました。B型については、山形系統とビクトリア系統のどちらかを選定していましたが、近年、B型は山形系統とビクトリア系統の混合感染が続いていて、どちらの株が流行するか予測が難しい状況でした。
WHOは、2013年シーズンからB型が2系統入った4価ワクチンを推奨しています。我が国においても、2015年シーズンから、A(H1N1pdm09)とA(H3N2)(A香港型)に、B型2株(山形系統とビクトリア系統)が入った4価ワクチンを導入することになりました。

One Response to “4価インフルエンザワクチン”

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