花粉症の治療について

Q. 3年前から花粉症になりました。ひどくなる前に治療をしたいと思っていますが、どのような方法が一番良いのでしょうか?
(瑞穂区 26歳)

A. 花粉症の治療は、花粉が飛散し始める約2週間前から開始した方が、症状が出てからよりも効果が高いといわれています。スギ花粉症の場合、2月上旬が飛散開始時期なので、治療はその前に始めるのが理想です。
治療法は、例年、症状がくしゃみや鼻汁、鼻づまりだけであれば眠気を誘わない抗アレルギー薬の内服を、目にかゆみや異物感を伴う場合は抗アレルギー薬の点眼も行ないます。
シーズンに入り症状がひどくなれば、ステロイド点鼻液やステロイド点眼液を追加します。
ただし、点眼は眼圧の上昇に注意が必要です。
重症の場合は、短期間(1週間程度)経口ステロイド薬を併用することがありますが、全身性のステロイド薬の注射は副作用を伴う可能性もあるのでほとんど行われません。
日常生活では、外出時にマスクや眼鏡を使用するなどの対策を心掛けましょう。

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