経鼻内視鏡検査について

Q. 以前胃カメラを飲んだとき、大変苦しい思いをしました。胃がん検診で異常があり、胃カメラを飲むことになりました。
最近は、鼻から挿入できるカメラもあるそうですが、どんなものでしょうか?
(瑞穂区 45歳)

A. 光学技術の進歩で胃カメラも細径化し(細くなり)、3年前に従来の約半分の直径5.9mmの極細径スコープが登場しました。
最近、このカメラを使用した「経鼻内視鏡検査」が全国の医療機関で注目されています。
検査では、鼻腔内に出血を防ぐための血管収縮薬を噴霧した後に、局所麻酔薬のゼリーを塗布して、鼻からカメラを挿入します。
口から挿入する内視鏡と異なり、咽頭反射を起こす舌根部にカメラが触れることがないため、吐き気を起こすことはほとんどありません。
また、会話も可能なので検査中にモニターを見ながら医師に質問もできますし、苦痛も少なく、静脈麻酔を行う必要もありません。
ただ、まだ一部の医療機関にしか導入されていないので、事前の確認をお願いします。

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