ヘリコバクターピロリ感染胃炎

Q.胃炎でもピロリ菌の除菌治療が保険でできると聞きました。詳しく教えてください。 (昭和区37歳)

A. 今までは、胃・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、および早期胃がんに対する内視鏡治療後胃に対して保険で除菌治療を行うことができました。平成25年2月21日から、「内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされた患者」に対しても、ピロリ菌検査および治療が保険適応になりました。
ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎となり、胃がんを発症しやすくなることがわかっています。我が国では約6000万人がピロリ菌に感染し、年間約10万人以上が胃がんに罹患し、5万人近くが胃がんで亡くなっています。胃がんを撲滅するためにも、ピロリ菌感染胃炎に対する除菌治療は必要です。
胃の調子が悪い方は、内視鏡専門医を受診し、一度内視鏡検査を受けられることをお勧めします。

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