カプセル内視鏡が保険で行えるようになった

Q. カプセル内視鏡が保険で行えるようになったと聞きました。
人間ドックで胃カメラの代わりにカプセル内視鏡を飲むことができるのでしょうか?
(天白区 39歳)

A. カプセル内視鏡は、上部及び下部消化管の件さ(内視鏡検査を含む)をしても原因不明の消化管出血を伴う小腸疾患の診断に対して、2007年10月から保険適応になりました。
内部に光源、カメラ、電池などが組み込まれたカプセル(長さ26mm、直径11mm、重さ3.45g)を飲み国と、顫動運動によって消化管内を進みます。
カプセルが体外に排出されるまでに、1秒間に2枚、約8時間で55,000枚程度の画像を撮影します。
画像データは無線送信され、患者の腰に装着したレコーダーに記録され、検査後に解析されます。
食道用、大腸用のカプセル内視鏡は今後発売される予定ですが、管腔が広い胃は観察できない部分が多いため、現行の方式では困難です。
従って、人間ドックでは今まで通り、胃カメラを飲む必要があります。

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